同期飲み

 学科の同期と酒を飲んできました。船の上で。俗に納涼船というやつで。最初は混み過ぎでスペースも何もあったもんじゃなく果たしてどうなるもんかと思いましたが、出航したら結構景色きれいだし人も動いて適当に飲めるし涼しいしで意外と楽しめました。飛行場付近を通った時に頭上を離陸直後の飛行機が通過して雲の中に消えていったり、異様に明るい沿岸地域を抜けた後に墨で塗りつぶしたような暗さの街が見えてその境目が線で仕切ったようにはっきりしたコントラストになっていたり、というような光景に遭遇し心がざわざわしましたよ。開始時に史上最悪レベルに近いローテンションだったのですが普通に戻ったような。でも結局気のせいだったような。もうちょっとすいている時に来たいと思いますた。
 二次会は渋谷の某チェーン居酒屋。こんなに二次会に人来たのは間違いなく初だ。みんな盛り上がっていたようで何より。まあその頃自分はまたテンションの糸がぷつーんと切れたりしてましたが…。こういう勝手な感じの悪さみたいなものは出来ればなくしたいと日頃思っているのだけど、今日はその波が来てしまったらしい。たまにこういうことがある。心中に静かなブラックホールが出来てるような気分になることがね。
 二次会終了後、酔ってぐだぐだの25歳と怒れる元滋賀県民が終電をなくして俺の地元まで来る。3人の相乗効果でデフレスパイラルのようになったローテンション&酔っ払いをほっといて帰りたい欲との約30分間に渡る戦いに打ち勝ち、カラオケで夜を明かすことにする。そこでもうヤケになって馬鹿みたいに叫びまくったら、これがまあ最低で楽しかったです(笑)。結局ずっと歌いまくっていたな…。一人で20曲は歌ってるぞ間違いなく。ニルヴァーナとかガンズとかピクシーズ歌うとは夢にも思っちゃいなかったです。自分がこんなに凶悪な声を出せるとは知らなかったです。でも、ローな時はバカになるのが一番だなあと実感した。おかげでなんかふっ切れました。帰らないでよかったわ。ありがとう。喉はクソ痛くなったけどね…。
 そして明け方家のあたりまで帰ってきたら、こないだ書いた向かいのマンションのオバハンがまた廊下をフラフラしてる…。向こうには気付かれなかったが、何で気付かれなかったかっていうとそのオバハンが何故かそこから俺の部屋の窓を見上げていたからでして…。うあああ怖えええ…。自室に入ってこの日記を書いている最中も、外からピッ、ピッ、ギゴーなどという謎の発信音が聴こえたり、オバハンがマンションの部屋のドアを開けたり閉めたりしてて、ちょっと庭を隔てた向こう側がトワイライトゾーンになってきてます。勘弁して。