音楽ブログになりつつある

Clap Your Hands Say Yeah

Clap Your Hands Say Yeah

 何というかクリスマスにこれを聴いている時点でもう何かがダメな感じがプンプンしますが、そんなことはもう知りません。というわけで今年のインディ界の目玉とも言えるであろう彼らのデビュー作。なんでかはわからんのだけど妙な中毒性がある一枚っす。かけた瞬間、ブッポッブッポッという気の抜けたオルガンが聴こえてきて、そのあとお湯に浸かり過ぎてふやけたよーなヴォーカルが入ってきますが、これで何かがピンと来てしまったらもう後戻りできなくなります(笑)。でも単純にメロディは良かったりする。来日公演が楽しみです。

It's Hard to Find a Friend

It's Hard to Find a Friend

 またもやUSインディもの、ペドロ・ザ・ライオンです。これは結構初期のアルバムというかひょっとしたら1stかもしれないけど、その割にはだいぶ枯れてて素敵。ギターをはじめとした楽器の音も、ヴォーカルのコクのある声も、その乾き具合がなんとも味があります。ちなみに聴いてたのは国内盤なんだけどそっちにはボートラで3曲アコースティックバージョンが入ってて、これがまた無理なくアンプラグドアレンジになってまして、結構いいっす。

ファンタスティック・サムシング

ファンタスティック・サムシング

 確かギリシャ出身のネオアコデュオのファースト。というか、これ以外は出てないかも。再結成して一枚出してたようにも思うけどね。これがまあムッチャクチャいいんです。キラキラした曲もしっとりした曲も入ってるけど、他の多くのネオアコバンドのような溌剌とした雰囲気というよりは、どれもどこか幻想的な空気が漂っているような気がします。ベルセバ好きな人とかも気に入るのではないかと。と思ってアマゾン見てみたらムチャな値段がついててびびった。再発後また廃盤になってたのかい…。俺もMDでしか持ってないのが悔やまれる。