この話、したっけ? インターネットでこんなに読めるアメリカ文学
この話、したっけ?―インターネットでこんなに読めるアメリカ文学
- 作者: 青山南
- 出版社/メーカー: 研究社出版
- 発売日: 2001/02
- メディア: 単行本
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載ってるURLが今どのくらい生きてるのかは確認してないからわからないけど、そういう情報の新しさ云々は抜きにして、向こうの作家事情とかが色々わかるコラムとして単純に楽しめます。基本的に全て同時リアルタイムで進行していた状況について書いてるので、翻訳が出てない作家の話や出版社・雑誌・大学の創作コース等の文学周辺の話もたくさんあり、自分にとっては知らんことばかり書いてあって面白かったっす。初めて名前を聞くような作家がたくさん出てきて、やっぱり日本で新しめの翻訳書をつらつら読んでいるだけでは知る事ができない作家がまだまだごまんといるのだなあと。この中にメチャメチャ面白い作品・作家が潜んでいるかもしれないし、個人的には今後もネタ帳に使えるかもしれないとかちょっと考えます(笑)。
つーかこの人今すばるのホームページでもこういうの書いてたような気がするな。それもマニアックだったけど面白かった記憶がある。
関係ないけど、アマゾンでこれのレビューを見たらあんまりにトンチキなレビューがあってうんざりした。久々に頭に血がのぼりましたよ全く。いくら本を読んでいようが馬鹿は馬鹿です。