シューゲ祭

 最近この類の音を聴いていなかったけど、ふと目に入ってかけたらうまい具合に気分にはまりました。やはり青春の一部を捧げただけある(笑)。しっかしことごとく廃盤だから、ジャケが出ねえ出ねえ。

Mrs. Dolphin

Mrs. Dolphin

 ルミナス・オレンジ竹内様の師匠(?)、イアン・マスターズ率いるペイル・セインツの日本企画編集盤。これに入ってる「she rides the waves」は確かルミナスがカバーしてた気がするし、そもそもイアン師匠もライヴとかに参加してたりもしたような。レーベルが4ADだけあって、シューゲバンドの中でもかなり耽美的な雰囲気を感じさせるっすね。でも下地はきっちりロックだし、メロはポップだしで、耽美はいわばドレッシングみたいな最後の味付けという感じに働いてる気がする。久々に聴くとやっぱりいいです。曲の最後とかに謎の効果音を入れたりするのがなければもっと安心して聴けるんだけど(笑)。1stも最後の最後に猫の鳴き声みたいな音が入ってたし…こえーよ!

Whirlpool

Whirlpool

 さて、チャプターハウスの名作1stです。むー、やはり燃えるわー。ヴォーカルには他のシューゲバンドと同様かなり深いリヴァーブがかかってるけど、それが沈み込むような雰囲気を醸し出すslowdiveとかとは違って、しっかりノイジーなロックになってるバックの音に乗っかってるので、透き通るような疾走感があって素敵です。こういう類のバンドにしてはドラムが結構しっかりしてるのが大きいのかな。最初の2曲はやはり悶絶ものです。