最近はこんなものをば

　あまりに日記が味気ないので最近読んだ＆読んでる本を羅列してみます。

鼻行類 (平凡社ライブラリー)

　ある新種の動物についての分析の本。いや、大真面目ですよ？

パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫)

　一言で言うならばファミコン版のキテレツ大百科のアクションゲーム。このゲームは、マリオみたいなアクションの癖に、一面クリアするごとに動きがトロいのに死亡判定ありのお供がぞろぞろ増えて付いてくるという、超難易度のクソゲーです。この作品はそのゲーム内のキテレツみたいな目に会う爺様のお話。オススメ。

島とクジラと女をめぐる断片

　イタリアでタブッキを読んでみたはいいものの舞台がイタリアではないというね。つかみどころがない作品はさっぱり明確に像を結ばぬまま投げっ放されたりするのに、シメる時はきっちりシメるのがこの作家さんのかっこいいとこでありタチ悪いとこだと思います。

地下鉄のザジ (中公文庫)

　フランスではこれ。卓球のダブルスみたいなテンポで言葉が飛び交うスラップスティック。「文体練習」も合わせてどうぞ。言葉だけがどんどん加速していきます。

コカイン・ナイト (新潮文庫)

　まだ半分くらいです。

絵画を読む イコノロジー入門 (NHKブックス)

　これで旅行中見る絵の予習しようと思ったら間に合わず復習になってます。