思い出し

　I山にキャリアーを貸しに新宿へ行く用事があったので、ついでに巨大本屋をぶらつく。イシュメール・リード「マンボ・ジャンボ」を買おうと思い、前にも書いたが文学の冒険シリーズがずらっと並ぶ紀伊国屋に出向いたら、売れてやがりましたよ(笑)。まさか買ったの俺の知ってる人じゃなかろうね…？んじゃあその代わりに何か別のもん買おうと思ってフラフラしてると、どうにもP・G・ウッドハウスの「比類なきジーヴス」が欲しくなってきた。最近、笑えてしかも書き手がこっちを笑わせようと思っているような類のものを読んでいない気がしたので。そしてこれを買おうと思いつつ批評のコーナーに行った時、担当教官の本が目に入って卒論のことを思い出した。そうだ、関係ないものばっかり読んでないで、そろそろこっちの方にも手を付けなきゃいけないじゃないか。というわけで結局その担当教官の本を買いました。3200円は高いよ(笑)。面白いけど。卒論で扱う作家の項だけとりあえず読んだが、かなりいい感じに脳みそのツボを突ついてくれる。でもこれと同じことを繰り返して言う気はないので、むしろ叩き台にしてしまうくらいの気構えで考えようと思いますです。
　あと筆箱がボロボロなのにもかかわらずずーっと使い続けていたのだが、今日ようやく買い換えた。ソフトなのはあまりピンと来る物がなかったので、心機一転カンペンケースにしましたよ。シールでも貼ろうかなあ。なんか文房具も凝り出すと面白そうだなあ、と思った。